しくみ通信

平成30年第一の新月の日に、読後感

平成30年第一の新月の日に、読後感

表紙の、「心には力がある よき思い よき期待は 形をなす」(北川八郎氏)

ナポレオン・ヒルの成功哲学(思考は実現する)と同じですね。「よき」に重きを置いているところから、物事は出来るだけポジテブに思い、形にしましょう。そんなイメージです。

 

P2の中野佳裕氏の「関係性のの豊かさ」からの引用文を読みながら,先月の16日の著作権研究会で、話した経済という言葉の元に成った、経世済民(世を納め民を救う)“という言葉を思いました。

ご存知の様に,明治時代に英語のeconomyを経済と訳した元が,この言葉といわれます。

 

しかしながら、現在の経済行為は、お金が一義的で、その為、儲けに走り、企業家は、企業の内部留保に血道を上げ、社員への還元を忘、しかも幹部には驚く様な報酬が支払われるなど、(国内でもその傾向は強くなりつつあります)人の生活のための経済ではなく、金のための金経済になっているような様相です。

 

国連のデーターによれば、現在の世界人口は74,3億人、その中のたった8人の保有資産額が4,268億ドルと云う数字を見るだけでも、余りにもいびつな構成に愕然とし、社会や人間への不信の連鎖は、中野佳裕氏のいう「人と人との関係性に対する価値観の喪失」そのものと感じています。

 

その上、昨今の株式相場の国策的な操作や、金融界の博打場的な現象からしても、一部の強欲な資本家のなりふりかまわぬ振る舞を知るにつけ、現在の資本主義経済は早晩崩壊することは間違いないのではないでしょうか。

 

今回の「新月の日に」の全体的な印象は、価値観の転換期という感じです。

 

さて、同時に戴いた微細文字で書かれた文章、真ん中に大きな文字で「必要なのは なにですか」のA4版の謎めいた一枚の原稿、一瞬、相当に大きな拡大鏡が必要と思いましたね。(苦笑)

 事実、読むのに、近くのコンビニで、A4の原稿を拡大コピーでA3二枚の大きさに拡大し、その上、拡大レンズで読みました。そこで判りました。必要なのは、労を惜しむなということを!(笑い)

 

私は、「必要なのは なにですか」この言葉を目にしたとき、どのような事を示唆しているのかと思いました。そして、2つの言葉がうかびました、思考と行動エネルギー(意欲)です。

 

この場合の思考は自分の魂からのメッセージを掴むこと、そしてそれを行動エネルギーに転換する、そんなことを思いました。書かれている内容は、示唆に富んだ分析的な内容でとても勉強に成りました。

 

A4の原稿の政治経済など流動的な動きが,吉と出るか,凶と出るかは分かりませんが、今日の人々が何を望むのか?の集合無意識が今後の世界を示してくれることだろうと思ったりしています。

 

しかし、読ませるための、面白いアイデアに富んだ原稿だと読みながら感心しました。

 

さて、政治の世界も、混迷を深める今の世の中をどのように治めるか?。一方で、人々は社会的経済的格差と、しかし自己の中の欲望に戸惑い、日々言い知れぬ、格闘をしているのでしょう。

 

そのような世情を、政治はどのように帳尻を合わせるのでしょう。税の問題もそのような観点から都合よく調整されているだけで、いずれは欲望の肥大化は、国民のつけとしてブーメランのようにもどってくるわけで、人々が、しっかりと監視しなければならないでしょう、それが民主主義の側面でもあるでしょうから。

さて、最後のページ「Shoe Dog」の言葉、すばらしい機智に富んだ言葉ですね。

ナイキの創業者ナイト氏の自伝の中の一説のようですが(まだ読んでいません) 銀行て、優れた創業経営者から見れば、こんなところなんでしょうね、きっと!。

 

創業経営者、それも成功している創業者は、視点が違うのでしょう。

たとえお金を扱う銀行で有ろうと、お金だけを見ていたのでは、お金の本質を見失うよ、しいてはその力は銀行にも及ぶ事で、お金を動かすのは人間だよ!生身のね!そんな声が聞こえてくるようです。

 

最もこれから生き残る銀行はお金の数字にもっともっとシビアなのかもしれませんが?

 

最近、共助や共生という言葉をよく聞きます。

今地方では、お金に余り頼らずに暮らせる方法を模索する動きが、若い人たちを中心に進められている、そんな話も聞きます。まさに価値観の転換期なのかもしれません。