自分を解放して生きるか?人生の奴隷として生きるか?
会社は存続のための階級組織。社員は生活をかけた奴隷。経営者は孤独な浮浪者。
ともに毎日が辛く苦しいが、それは生き残るため、と自らに言い聞かせる…。
あなたは、どうしたいですか?
本当は…
もっと違った仕事を望んでいた。好きな仕事をしたかった。楽しい仕事に就きたかった。
いつから自分はお金の奴隷になってしまったのだろう?いつから仕事の奴隷になってしまったのだろう?働くだけ、ただ働き続けるだけ…。
何か間違っていませんか?
働く意義を忘れていませんか?
会社経営が目的から外れていませんか?
会社経営は、利益を追求し続けることですね。
利益が出せなければ会社は消滅してしまいますし、働きさんは仕事場を失い生活ができなくなります。仕事の本当の意味は、楽しく、楽しそうに、楽しみながら、楽しませることです。楽しくない仕事なんてつまらないものです。面白さのない仕事も退屈なものです。仕事を嫌々すれば「奴隷への道」を選んでしまいます。(楽しくない、面白くない仕事でも、意味が理解できれば楽しくなる場合もありますが)。
経営者は目標を失い、会社を失い、働きさんたちを失い、生活を失い、家族を失います。
世の中には、民主主義も共産主義も社会主義も名前だけで存在していません。あるのは特定の者たちが儲かるだけの資本主義、経済至上主義だけなのです。
でも…それらの経済主義も滅びつつあります。
ですから、経営者、働きさんたちは、もう一度原点に返る必要があります。
経営者や働きさんたちの共通点は「自分のために働いている」ことです。
仕事観は個人の人生観ですから「自分のために働くこと」自体は悪い事ではありません。しかし、それだけでは利益を出すことが難しい時代になったことは確かです。「自分のために働く」すべての人が、経済至上主義、至上原理主義、自由競争主義のど真ん中で生きることになるのですから、これでは経済は成り立ちませんね。
つまらない人生(仕事)ですよね。
では、面白く、楽しい人生とは、どんなことでしょう。
もう一度、訊きます。
あなたはどうしたいのですか?
人のためにやること、それが仕事。
どうしたら、多くの人に喜んでもらえるのだろう??
この考え方を必要とする時代になりました。
あなたは、相手に喜びを与えている人か?
あなたは、相手を明るくする人か?
あなたは、相手を暗くする人か?
あなたは、相手に悲しみを与える人か?
さあ、あなたはどちらでしょう?
あなたなら、どちらの人に仕事を頼みますか?
これからの人生(仕事)はそれで決まります。
人は人を幸せにするために生まれてきた。
人は人と助け合い、支え合い、救い合い…本気で人のために生きるからこそ強くなる。
これが仕事(人生)の原点です。これこそが利益の出し方です。
さて、そろそろ自分を解放して生きてみませんか?
鶴田勝巳税理事務所 所長・鶴田勝巳の通信より