2020.07.29
時(とき)と 時間
今年は変な一年になりそうだ。
半年も過ぎて言う言葉じゃないかもしれないが…
今回の事件は、経済が止まっただけじゃなくて、人も、時間もきっと止まったんだと思う。
リーマンショックの時は、時間は止まらなかった。流通は動いていたし、ただ、
お金を膨らましたのが、しぼんじゃって、資産(貸借対照表)がしぼんでいったから
その回収を急がないと、担保割れして大変だった…ってことだった。。
ところが、今回は、流通が止まった。
外に出てはいけない…動いてはいけない…運んではいけない…
流通が止まったってことは、損益計算書が動かないって事、
それが原因で、貸借対照表が傷ついている。
両建てで毀損したらそれは大変に決まっている。
ところで、なんでそんなことになったかは、わからない。
いろいろ原因はあるんだろう…原因がわかればそれをなくせば良いから、
わかった方が良いかもしれない
でも、世の中の構造だとしたら、原因は世の中にある。
それにうまく乗っていけるかどうかが大事だとしたら、原因探っても詮無いことだ。
さて、実は、損益計算書が毀損して、貸借対照教に影響を与えるのは
話が すっ飛んでしまうけど、経営が時間を基本に成り立っているからだと思う。
つまり、お金基準の利息が当然い発生するシステム。
タイムイズマネー… なんで、おんなじなんだろう。
それは、お金が時間経過で利息を生むから。(そういうシステムだから)
それを、ちゃんと表現しただけ。
時間が大事で、お金も大事で、同じくらい大事…ってことじゃない。
だって、同じくらい…なら イズ で 結びつかないから。
お金=時間 って、利息のことを言っているに違いない。
つまり、損益計算書が前提しにしている時間
(お金を動かして、利益を上げる…利息分は稼がないとね!)
それが、資産形成になって、貸借対照表に反映されてくる。
でも、なんで利息が付いているのか…理論的(?)理屈はないんだと思う。
金利が当然に付くっていうロジックはあり得ない…
ということは、これは、ある種の信念なんだろう…とても便利な。
日本では時間の概念は、
確か天智天皇(だったかな)が時計を作って時を知らせたことに始まる。
でも、それは、お金に結びついていなかっただろうな…
ここが、なんだか今回の問題を切り抜けるキーかもしれないと思っている。
昔自分は、日本人は(かな?)「とき」を生きていると思っていた。
それを多くの人に聞いてみたけど、「?????????????」だったなあ。
一言でいえば、時間は流れる、ときは重なる。。
貸借対照表を考え直すとしたら、時間じゃなくて、ときが重なったある種の財産を顕しているけど
偶々、お金に換算させ得うるモノだけが見えている…って考えないといけないと思う。
売上が止まってしまったら、時間を追うのではなくて、ときを重ねたお客さんとの共通感覚を
探し求めることが必要なんだと思う。