平成31年「第4の新月の日に」を読んで

平成31年「第4の新月の日に」を読んで

 

嘘ばっかりの時代・・・本当のことを言うのは、革命的なんだ!

センセションナルな小説か、映画のタイトルのようで。でも!今の世界を、これからの世界をひややかに見据えた現実を示しているような、それでいて少々コミカルな響きを感じさせる、そんな文言です。

 

福島原発事故も早8年が経ちましたが、燃料デブリの状況を確かめるための探査ロボットを投入するだけで大変な時間が経過しています。しかし今だに、燃料デブリの処分方法すら見えていない状況だそうです。

旧ソ連のチェルノブイリ原発では、燃料デブリの部分を含めた範囲を石棺で覆う長期保存方法を採ったと言われていますので、福島原発もそのような道をたどるのでしょう。

 

2020年東京オリンピック開催に合わせて万一テロでも起こされたり、原発に関する刺激的なフエイク記事が出たりすると、大変な事態が想定されるという事もまんざらいい加減な噂でもないのかとも思たりします。

 

ベーシックインカムの話ですが、日本では年功序列型給与制度が長らく続き、いまだにごく一部だそうですが、終身雇用的な形を続けている企業も在るやに聞いています。

グローバル化が進む昨今の日本の経営者も欧米の経営者のように、個人主義的傾向が強くなり、経営者対雇用者間の給与格差の広がりが問題視されつつあるようです。

一方で、グローバル化と共に労働環境の変化につれ、労働者間の給与格差、企業間格差、などなど、経済格差とともに制度格差の拡大も進行しているようです。

 

日本人は、本来が欧米人のような個人主義的色彩からは遠い位置にあり、集団主義家族的な思考の強い考えを持つ国民です。

働かざる者食うべからず的な考えもあり、ともすれば、働く職場を自分たちで守るという発想が根底にあった国民なんだと思うのです。

それだけに、国も企業も、国民皆保険だとか社会保障制度の充実が欠かせなかったと思うのです。

 

この集団主義家族的な色彩の強い日本人の根底を崩して、欧米の様に個人主義と利己主義的(自由至上主義的)な思想を強くしたとき、この日本は根本から機能不全に陥る可能性が高いのではないでしょうか、そのような意味合いからも、竹中教授がベーシックインカム制度の導入を主張しているのではと思いたいですね。

 

さて、検索エンジンの名前、名は体を表す。それにしても、それぞれがもの凄くユニークな意味合意で、なんでこんな意味合いの言葉をあえた選んだのか、面白いですね。

 

それとよくネットで検索しますが、余計な事ですが、回答は誰が選ぶんでしょうね?そんなことを思う時があります。これだけ、複雑な社会の中で検索者の質問に答えるのは大変な事と思いますので。

 

さてさて、AIと人間の戦い?、でも考えてみるとAIとの戦いなんでしょうか?、テクノロジーとしてのAIを何処まで進化させるのでしょうか?。

いずれは、AI自身が自分の力で進化の過程を踏んで行くんでしょうが、今の段階では人間が機能アップを進めているのであって、言ってみれば人間同志の戦いの様な気がしますが。

 

例えば、AIを武器と見立てた場合、各国が武器の競争を続ければ、(原爆か水爆)一つ間違えれば、人類破滅の道に至るという事にもなるのではないかと思いますよね。

映画「ターミネーター」では、人間を敵としてAIが戦争を始めるシーンが在りますが、そのように想定されるにもかかわらず、AIを進化させ続ける意義は何なのだろうと思ったりします。

 

宮崎駿監督作品、「天空の城ラピュタ」はロボット兵を人間の敵として描いています。   

宮崎監督は、この映画を通して、人間がどのようにテクノロジーと向き合うべきかを問いかけているだと思うのです。

 

 先月、銀座に出掛けたとき、時間が在るのでソニービル跡地の公園で、ソニーが制作した最新の犬型ロボット、「アイボ」と暫し遊んできました。

愛らしくて、人の動きに敏感に反応し、こちらの顔をみて吠えたり、言葉を掛けるとお座りや、お手、寝転がったり、後を付いてきたりと、それはそれは、かわいいので。係の人に聞くと、高齢者の話し合い手てとして、売れているとの事でした。

 

今年の初め頃、雑誌で読んだのですが、アレクサンダー・ザルテン氏(ハーバード大学準教授)の話で次の様に話されています。

 

日本人はロボットに対して肯定的なイメージを持っている、それに対して欧米人は複雑な感情を抱いているといえます。

日本人はなぜロボットを友人と思うのかその要因として神道の影響を挙げる学者もいます。

私は、日本人が歴史的にテクノロジーを「理想的な社会を実現するのに不可欠のもの」ととらえてきたことと深く関係すると分析しています。

 

それに対して欧米人はテクノロジーに対してアンビバレントな感情を抱いていて「テクノロジーは人間の役に立つが信じすぎるのは危険だ」という思いがどこかにあります。

ハリュード映画はアメリカ人の複雑な感情を反映していると思います。面白い事には、アメリカには「人間型ロボットは奴隷制の歴史を彷彿とさせる」と存在そのものに抵抗感を示す人もいます。 

 かって人間が同じ人間をモノのように扱っていた時代があった。それゆえ、人間型ロボットはこうした負の歴史を思いださせる不快なものだと言う考え方です。(雑誌より引用)

 

ザルテン氏の話から思うに、恐らく日本人は、欧米型のような人間を敵に回すようなAIの開発を極力避ける傾向は強いと思うのです。

とは言っても、グローバル化が進む世界で、まして新自由主義や自由至上主義が叫ばれる現実を踏まえると日本だけが乗り遅れるという訳にもいかないのかと思うと複雑です。

 

P7に書かれている、未来に対する感度によって生じる「未来格差」、この事が重要なカギになるのかもしれません。。

同じ、P7の終わりに書かれている、克服するための5つの条件を読んで、私に出来るか出来ないか解らないが、選ぶとすれば3ということでしょうね。

 

いや~!今回の記事を読んでいて、凄い時代に紛れ込んだんだな~と、今、世界的に人間の劣化のスピードが速まっていると言われます。。

八百万の神々に集合が掛かっているかもしれません。

八百万の神々を大事にしてきた、日本人をどのように救い出すか?なんて!(SFの見過ぎですね)

 

明日から元号が「令和」、藤原直哉氏の説によれば「令和」の令は、人がひざまずいて神の意を聞く会意文字だと言っています。

八百万の神々の意を真摯に聞く時が来たということなのでしょうか。

全ての人が聞ける訳ではないでしょうね。それなりに聞く態勢のある素直な人だけでしょう。

私みたいにひねくれ者には、無理なんでしょうね。

 

有難うございました。

今回も、とても学ぶ事が多かった題材でした。

明日から「令和」の時代が始まります。

つるた勝巳税理士事務所

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