神さま、不平を言う私をお許しください!

神さま、不平を言う私をお許しください!


 なぜか苦しいとき
 なぜか物事がうまくいかないとき
 なんとなく自分がみじめに思うとき
 なんとなく寂しいとき

 病気を宣告されたとき

 それでも我慢してがんばり抜きますか?
 それでもあきらめずに進みますか?

 それともわが身を恨み、哀れむでしょうか?

 人生は公平ではありません

 若人は自分の若さに嘆きます
 老人は自分の老いに嘆きます
 病人は病を恨みます
 お金のない者は、富める人をうらやましがります
 悩める者は、悩みのない人をうらやましがります

 人生は公平ではありません

 老人は若者のその若さをうらやみます
 失敗した者は、成功した人をうらやみます
 病人は健康な人をうらやみます
 不幸な者は、幸福な人をうらやみます

 嫌なことがあれば、良いことが見えなくなり
 苦しければ、楽しいことを忘れ

 一日一日が神様からの贈り物だということに気づかない

 ただ、時が過ぎていく

 人生は公平ではありません

 独り身だということに嘆き
 まだ訪れぬ未来に不安になる

 他人には幸せな家庭があると嘆き
 自分の生活に不安と不満を抱く

 一日一日が神様からの贈り物だということに気づかない

                   作者不詳


 次に紹介する詩も作者不詳です。
 アメリカの作家オグ・マンディーノが紹介し、ネットの世界で有名になりました。
 オグ・マンディーノはこの詩について、こんなふうに語っています。
 『私は、この詩を自分が幸せな気分になるため、いつも手元に置いています。物事がうまくいかなかったとき、一日が順調に滑り出さなかったとき、誰かに少しばかり苛立ちを感じるとき、なんとなく自分がみじめに思えるとき、この詩を読んで、天を仰ぎみて、「ありがとうございます」と言うと、すぐまた感謝の気持ちをもって、なんとか生きていくのです』。


 ─神様、不平を言う私をお許しください─


今日、バスで金髪のきれいな少女に出合いました。

 私はうらやましかった…。

 少女はとても明るく見えました。
 そして「私も金髪で色白だったらいいのに」と思いました。
 バスから降りようとして、少女がつと席を立ちました。
 見れば、足を引きずりながら通路を歩いています。
 片足がなく、松葉杖を一本ついています。
 それなのに、少女は通り過ぎるとき、
 あの笑顔…。

ああ、神様、不平を言う私をお許しください。
 私には両足がそろっています。

  世界は私のものです。

 私は店に寄って、お菓子を買いました。
 応対したのは感じのいい青年でした。
 彼とおしゃべりしましたが、
 とても嬉しそうなので、
 遅刻することになってもかまわないと思いました。
 店を出るとき、青年が言いました。

「親切にしてくださって、ありがとうございます。
 あなたのような方とお話しできてよかったです。
 ほら、ぼくは目が見えないんです。」

ああ、神様、不平を言う私をお許しください。
 私には両眼がそろっています。

  世界は私のものです。

 そのあと街を歩いていると、
 青い目の子供に出合いました。
 少年は他の子供たちが遊んでいるのを、
 ポツンと立って見ています。
 どうしたらいいのか、わからないのです。
 わたしはちょっと立ち止まって声をかけました。
 「坊や、どうして一緒に遊ばないの?」
 少年は黙って前方を見ています。
 そこで耳が聞こえないことがわかりました。

 ああ、神様、不平を言う私をお許しください。
 私には両耳がそろっています。

  世界は私のものです。

 行きたいところへ連れて行ってくれる足があり、
 知りたいことを聞く耳がある…。
 ああ、神様、不平を言う私をお許しください。
 私は本当に恵まれています。

  世界は私のものです。

                  作者不詳

 この詩を読んで不快に感じる人がいるかもしれません。
 偏見や差別だと言う人がいるかもしれません。
 しかし、この作者不詳の詩からは純粋なものが伝わってくるので、ぜひ多くの方に感じていただきたいと思いました。
 人間は、自分より不幸な人がいると安心し、優越感に浸ることもありますが、そうではなく、どんな障壁をも受け容れて、そこから成長しようと、明るく前向きに生きる人たちと出合い、感動し、感謝することが大事です。
 自らの不運や災難を泣き言で慰めるのではなく、時に隠れてしまいがちだけれど、いつも心の底にある「生きる喜び」に気づかせてくれる事柄から、自分自身を再発見していくことが大切だと、この詩は伝えているのではないでしょうか。
 この詩中に登場する障がいのある人たちが見つけ出した「生きる喜び」の姿に、わたしたちは「いのち」の故郷を思い出すのです。

 「世界は私のもの」。
 自分を発見していく力は、すべての人の内にあるのです。

©Social YES Research Institute/CouCou

つるた勝巳税理士事務所

デジタルの中で、アナログにどう生きるか

©252515.com .All Rights Reserved.

ページトップに戻る